徳之島子ども劇場

第２７回鹿児島県子ども芸術祭典inとくのしま
『いまからいえでにいってきます』　劇団風の子九州

２月９日（月）　花徳公演

会場となった花徳小学校は児童数４０名ほどの学校です。
幼稚園児は１１名。
そんな決して大きくはない集落で，なんとっっっ

チケットで１２１名
３才未満の子ども達を入れると１３０名を超すほどのお客さんで
会場はぎゅぎゅぎゅっといっぱいになりました





「今日，夜，行く・・・」
小学校の昼休み，
合い言葉のように楽しそうに言葉を交わす子ども達の様子に，
「まだ間に合うかなぁ･･･」と校長先生，
教頭先生に尋ねられたそうです
当日券で見に来てくださいましたよ
少年団も指導者の方の計らいで活動日を変更してくださったとのこと







子ども達がおもわずもらしてしまう言葉からは・・・
あっくんは，隣に座ってる友だちとお～んなじ，友だちだ
いやいや・・・ぼくはあっくん
・・・ぼくが　あっくん
そんな表情になっていきました

そんな子ども達を包み込むような客席の空気は
子ども達の成長をみんなで支え喜び合える
この地域そのものなのかもしれないなぁ・・・と感じました





搬入搬出，司会には
この地域で育った高校３年生が力を貸してくれました。
春には島を旅立つ子ども達です

あかちゃんがえりにかぎらず。。。
「行きつ戻りつ」をくり返しながら日々成長していく子ども達。
トホホなこともあるけれど
「行きつ戻りつ」の『育ちエネルギー』こそが
ずんずん　ずんずんど～ん　どん　どん　ど～ん
って「おかあさん」を「おかあさん」に育ててくれてるんだよなぁ・・・
地域をあたたかく強くしてくれているんだなぁ・・・と

徳之島で開催された子ども芸術祭典を
１回目から鑑賞されているお母さん達と
高校生が支えてくれたこの花徳ステージにいっしょに取り組んで

育ちエネルギーが
親子で　地域で　育みあえる活動を
子ども劇場でも　積み重ねていきたいなぁと思いました