2014年10月21日
電気のない時代の話を聞いてみよう!
10月19日(日)10時から
平成26年度子どもゆめ基金助成活動
コンセントのむこうがわをかんがえる
~「しる」からはじめるエネルギー~
第1弾
コンセントのむこうがわはどうなっているの?
でんきのないじだいのはなしをきいてみよう!
わらべうたあそび
の活動を行いました
この日の先生は島のおばあちゃんです
おばあちゃんの話を聞く前に,
つい先日,台風で停電を経験した子どもたちと
どんなことに困ったかな,
どんなふうに過ごしたかな,の話をしました。
「なべでごはんをたいたよ」
「蒸しタオルで体をふいたよ」
「コンロでお湯を沸かしてお風呂に持っていったよ」
「懐中電灯でお風呂に入ったよ」
「明るい間にごはんを食べたりお風呂に入ったりしたよ」
「冷蔵庫は開けないようにしたよ」
「冷凍庫のアイスはとける前に食べたよ」
・・・・・などなど
乾電池,ガス,お日さまのあかりに助けてもらい,
テレビはガマンして・・・。
暗い場所では手さぐりで,足で確認しながら動いて,
スイッチON!の後は炊きあがりを知らせる音が鳴るのを待つだけのごはん炊きも,
ガスで炊けば,音を耳で,においを鼻で感じ,
・・・と,五感を研ぎ澄ませて過ごしたはず
そんな話もしました
そして。
毎日の生活に電気が今のように使えなかった時代はどんな生活をしていたんだろうね,
ということで,
みんなで見つけた「コンセントにつないで使うもの」
そういうものがなかった頃は,こんなものを使っていたのよ,
と実物を持ってきてくださり,話をしてくださいました。
炭を入れて使うアイロンは炭の粉が落ちて,かえって汚しちゃったり,制服のスカートのプリーツはお布団で寝押しをされていたそうです。
最近は,マッチもめずらしいのかも
「寒いときはどうしていたんですか?」の質問には
「たくさん着てましたよ。」
「暑いときは・・・?」
「うちわを使ってたんです,うちわは知ってるでしょ?」・・・
返ってくる答えはとてもシンプル
「暑いときは夜も窓を開けて寝てたから,鍵をかけるっていう習慣がいまだにないんです。そして,虫にかまれないように『かや』で寝ていました。」
『かや』ってなぁにかやに入ってゴロ~ンってしてみたよ
他にも,電話のこと,冷蔵庫のこと,洗濯のこと,水汲みのこと・・・
ここには紹介しきれない,たっくさんの貴重なお話を聞かせて下さいました
お母さん達も驚く話がたくさん
「何が一番便利になったと思いますか?」というお母さんの質問には,
「ご飯炊き」と即答されました。
火を使えば,ずーっとついてなくちゃいけない,
・・・確かに,大変
「電気や水道が止まったら,みなさんは生きていけるのかしら,と思います。
私達も電気が使えるようになった時代の流れとともに
考え方も流れてきてはしまったけれど,
知っているんです。」
今,同じ時代を生きていても,
電気のない,苦労した時代の生活を知らない,経験したことがない私達。
「生きていく」という言葉にドキッとしました。
最後には
「便利になって不便になったこともあると思っています。」
声を聞いて元気でいることに安心できていたことが
簡単にメールで済まされてしまうことが増えてきた,と
ひとつ例をあげてお話をして下さいました。
そして,「でんきをだいじにしようね」と子ども達へのメッセージ。
その言葉の重みに,1時間のお話をふり返りながら感謝したのでした
後半はお手玉でわらべうたあそび
みんなで輪になって・・・まずはお手玉ひとつから
ふたつよりに挑戦できるお友だちは,反対回しに挑戦
かぞえうたにあわせてぽ~んぽんとあそんだ後は,
もう一度輪になって,隣のお友だちにお手玉をまわしていくあそび。
ちいちゃいお友だちにはちょっとむずかしいかな・・・ってことで,
お母さん達がするのを見ててよ~
息もピッタリ
今月もたくさんのお友だちとまなび,あそぶことができました
劇場の会員でないお友だちも参加してくれて
とってもうれしかったです
次回は,徳之島の電気を供給してくれている
九州電力新徳之島発電所へ見学に行きます。
お楽しみに
平成26年度子どもゆめ基金助成活動
コンセントのむこうがわをかんがえる
~「しる」からはじめるエネルギー~
第1弾
コンセントのむこうがわはどうなっているの?
でんきのないじだいのはなしをきいてみよう!
わらべうたあそび
の活動を行いました
この日の先生は島のおばあちゃんです
おばあちゃんの話を聞く前に,
つい先日,台風で停電を経験した子どもたちと
どんなことに困ったかな,
どんなふうに過ごしたかな,の話をしました。
「なべでごはんをたいたよ」
「蒸しタオルで体をふいたよ」
「コンロでお湯を沸かしてお風呂に持っていったよ」
「懐中電灯でお風呂に入ったよ」
「明るい間にごはんを食べたりお風呂に入ったりしたよ」
「冷蔵庫は開けないようにしたよ」
「冷凍庫のアイスはとける前に食べたよ」
・・・・・などなど
乾電池,ガス,お日さまのあかりに助けてもらい,
テレビはガマンして・・・。
暗い場所では手さぐりで,足で確認しながら動いて,
スイッチON!の後は炊きあがりを知らせる音が鳴るのを待つだけのごはん炊きも,
ガスで炊けば,音を耳で,においを鼻で感じ,
・・・と,五感を研ぎ澄ませて過ごしたはず
そんな話もしました
そして。
毎日の生活に電気が今のように使えなかった時代はどんな生活をしていたんだろうね,
ということで,
みんなで見つけた「コンセントにつないで使うもの」
そういうものがなかった頃は,こんなものを使っていたのよ,
と実物を持ってきてくださり,話をしてくださいました。
炭を入れて使うアイロンは炭の粉が落ちて,かえって汚しちゃったり,制服のスカートのプリーツはお布団で寝押しをされていたそうです。
最近は,マッチもめずらしいのかも
「寒いときはどうしていたんですか?」の質問には
「たくさん着てましたよ。」
「暑いときは・・・?」
「うちわを使ってたんです,うちわは知ってるでしょ?」・・・
返ってくる答えはとてもシンプル
「暑いときは夜も窓を開けて寝てたから,鍵をかけるっていう習慣がいまだにないんです。そして,虫にかまれないように『かや』で寝ていました。」
『かや』ってなぁにかやに入ってゴロ~ンってしてみたよ
他にも,電話のこと,冷蔵庫のこと,洗濯のこと,水汲みのこと・・・
ここには紹介しきれない,たっくさんの貴重なお話を聞かせて下さいました
お母さん達も驚く話がたくさん
「何が一番便利になったと思いますか?」というお母さんの質問には,
「ご飯炊き」と即答されました。
火を使えば,ずーっとついてなくちゃいけない,
・・・確かに,大変
「電気や水道が止まったら,みなさんは生きていけるのかしら,と思います。
私達も電気が使えるようになった時代の流れとともに
考え方も流れてきてはしまったけれど,
知っているんです。」
今,同じ時代を生きていても,
電気のない,苦労した時代の生活を知らない,経験したことがない私達。
「生きていく」という言葉にドキッとしました。
最後には
「便利になって不便になったこともあると思っています。」
声を聞いて元気でいることに安心できていたことが
簡単にメールで済まされてしまうことが増えてきた,と
ひとつ例をあげてお話をして下さいました。
そして,「でんきをだいじにしようね」と子ども達へのメッセージ。
その言葉の重みに,1時間のお話をふり返りながら感謝したのでした
後半はお手玉でわらべうたあそび
みんなで輪になって・・・まずはお手玉ひとつから
ふたつよりに挑戦できるお友だちは,反対回しに挑戦
かぞえうたにあわせてぽ~んぽんとあそんだ後は,
もう一度輪になって,隣のお友だちにお手玉をまわしていくあそび。
ちいちゃいお友だちにはちょっとむずかしいかな・・・ってことで,
お母さん達がするのを見ててよ~
息もピッタリ
今月もたくさんのお友だちとまなび,あそぶことができました
劇場の会員でないお友だちも参加してくれて
とってもうれしかったです
次回は,徳之島の電気を供給してくれている
九州電力新徳之島発電所へ見学に行きます。
お楽しみに
演劇ワークショップ参加者募集中✨
K@ito「パフォーマンスアーティスト」公演のお知らせ
K@ito「パフォーマンスアーティスト」台風により延期!!
次々やってくるよ!!
影絵に感動♪
影絵で想像力をかきたてよう
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